これを決めないと離婚届は出せません~親権

すやすや子ども

「親権」とは、父母が未成年の子を一人前の社会人となるまで子どもの監督保護・養育を行い、子どもの財産の管理や法律行為を子に代わって行うことを内容とする、親の責任や義務のことです。

そして親権を行う者を「親権者」といいます。
夫婦でいる間は、父母が共同で親権を行うので、あまり意識しませんが、離婚となったとき、未成年の子供がいる場合に必ず決めなければならないのはこの親権です。
離婚後は、どちらか一方の親しか親権者になれないので。
そして、「離婚届」に親権者を書く欄があり、ここに記入がないと「離婚届」は受理してもらえません。

そこで問題になるのは

どちらが親権者になるか

という問題です。
原則は夫婦の話し合いで決めることになります。
「離婚届」に記入する以上、離婚前に取り決めなければなりませんが、とりあえず、どちらかの名前を書いておこうとするのは辞めてください。

親権者の変更は離婚後にもできますが、その際には家庭裁判所の許可が必要になります
親権者変更の調停あるいは審判を申し立てなければなりません。親の都合だけでの変更が認められる可能性は極めて低いですので、離婚の際にきちんと取り決めておく必要があります。
夫婦の話し合いで決まらない場合は、調停、審判を申し立てることになります。




【まとめ】

親権者を記入しないと、離婚届は受理してもらえない。
「とりあえず」どちらかの名前を書いておくことはしないこと。


2016年07月17日|ブログのカテゴリー:離婚と子ども